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【今更聞けない!音楽の基礎】スケールって何?

更新日:2月8日

このブログ記事では、スケール(音階)をさらに定義し、いくつかの使い方をご紹介します。スケールを音楽のアルファベットのように考えることもできますが、音楽では文字の代わりに音符を使います。文字の組み合わせで単語や文章を作るのと同じように、音階を使って和音やメロディーを作ることができるのです。音階はハシゴのようなもので、特定の地点に向かう階段のようなものだと考えると良いでしょう。もしくは積み木のようなものと捉えて「それを使って物を作る」と考えることもできますよ。どのような考え方をするにせよ、実際にスケールを使いながら少しずつこのブログを読み進めていくうちに理解が深まると思います。


さて、早速スケールに関して学んでいきたいのですが、注意点としては音楽理論の下には様々な音階が存在することに気を付ける必要があります。一緒に少しずつ紐解いていきましょう。





そもそもスケール(音階)とは何か?


オックスフォード辞典は、スケールを「上方または下方に移動する一連の音符で、各音符の間に一定の間隔があり、特定の音符から始まるもの」と定義しています(Oxford Learner's Dictionaries, 2024 による)。そこで、まず「音程」という言葉を理解しなければなりません。これは一般的に、特定の音階内の2つの音符の間隔として理解されています。


西洋音楽では、下記の様に12の音符があります:


A - A# - B - C - C# - D - D# - E - F - F# - G - G#


どのスケールも、この12音の中のどれかの音を起点として構成されています。スケールの最初の音はしばしば「ルート」または「トニック」とも呼ばれます。5つの音しかないスケールもあり、これはペンタトニック・スケールと呼ばれますが、一般的には7つの音があり、8番目の音はオクターブ(最初の音と同じですが、より高い音)です。


音階の中にはメジャー(長調)、つまりハッピーでポジティブな響きを持つものもあれば、マイナー(短調)、つまり悲しい、メランコリックな響きを持つものもあります。


ここではシンプルにご説明させていただくために、Cメジャー・スケールを見てみましょう。Cメジャー・スケールの音は以下の通りです:


C - D - E - F - G - A - B - C


すでに学んだように、この音階は「メジャー(長調)」なので前向きで明るい響きを持ち、学生や初心者が音楽理論を理解する旅に出るのはたいていこのスケールから始まります。スケールはアルファベットに似ている、という冒頭の言葉を参考に、ここから先のことを学んでいきましょう。


例えば英語のアルファベットからC、A、Tを取ると、'cat' という単語が残りますね。私たちは文字を取り出し、それらを組み合わせて単語を作ったのです。上のメジャー・スケールで例えばC、E、Gの音を抜粋し、それらを同時に演奏すると Cメジャー・コードができます。


同じような名前を持つスケールと同様、このコードもハッピーな響きを持ちますよ。ここでのキーワードは「メジャー(長調)」ですね。同じような考えで使う音を組み替えるとマイナー(短調)を使ったスケールを作ったり、別のタイプのスケールを組み立てることができます。


さて、次にCメジャースケール、それぞれの音に対してコードを作ってみます。音階には、音符の数と同じ数の基本和音があり、この場合は下記の7つです:


C - Dm - Em - F - G - Am - Bdim


これらのコードの構成やその拡張の背景にある理論については、別のブログ記事で取り上げられたらと思いますが、まずはこの様な基本的なコードを学ぶことを優先してください。これだけで何千曲も演奏できるのです。ギタリストでカポが使えればさらに弾ける曲は広がります!


メロディーの観点から見てみると、ポピュラーミュージックのメロディーのほとんどはシンプルで、この様な基本のスケール上のコード進行を組み合わせて構成されていることが一般的です。ある音階の音だけを使って、同じキーのコード進行の上にメロディーを作ることは、メロディーが首尾一貫しているだけでなく「覚えやすい」曲となるのです!簡単な童謡や子供の歌のコード(Cメジャーのキーの曲)を見てみるとわかりやすいかと思います。それらのメロディはシンプルで、きっと誰もが忘れずに覚えているものです。


また、曲作りに応用するには、どんなコードが相性がいいのか、その上にどんな音を乗せるとメロディとしてよく聴こえるのかを理解することが非常に重要ですよ。


音階は楽器によって違うのですか?


楽器によっては音域が広く、自由に使える音符が多いものもありますが、基本的な言語は同じです。ギターでCメジャー・スケールを弾くことは、ピアノやヴァイオリンでも多かれ少なかれ同じです。


楽器によっては、音階を自然に演奏できるように作られているものもあります。例えばハープはハ長調に調弦されることが多く、弦もそれを反映しています。ピアノ、ギター、そして多くの管楽器は半音階的に配置され、使用可能な音は、先に説明した西洋音楽の12音にしたがって並べられています。





なぜスケールを学ぶ必要があるのでしょうか?


技術レベルや分野に関係なく、自分のニーズに合った音楽理論の知識を持つことは重要です。けれど音楽は楽しむものであり、音楽理論で苦労することがその妨げになるべきではありません。私はギターを弾くようになってから最初の5年間、コードとスケール、そしてその間にあるすべてのものの関係を理解できずに過ごしました。少なくとも、先に述べたような基本的なレベルを超えることはできませんでした。それでも、好きなリフを覚えたり、憧れのギタリストのソロをコピーしたりすることは止めなかったのですが。


スケールは楽器間で相互に排他的なものではありませんが、ギターは特に、その設計と構造により、スケールに興味深い応用があります。ギターは6本の弦を使うのが一般的なので、指板を縦に移動しながらスケールを弾くことができます。けれど、水平にスケールを学ぶことも可能で、ネックの上や下に移動することができます。これは、多くの中級者が苦労していることです。耳で聞いたり、指板上の音符を識別したり、1本の弦や複数の弦、またその間の音符を識別したりすることができます。可能性は事実上無限ですね!


多くのギタリストが教わることのひとつに、基本的なウォーミングアップ・エクササイズがあります。一般的に 「スパイダー・エクササイズ 」と呼ばれる運指エクササイズは、機能的な理由からは非常に有用ですが、音楽的には何のメリットもありません。自分の生徒にスケールを紹介するときは、音楽的なコンテクストを提供することで、ウォームアップを充実させたいと思うことがよくあります。具体的には、生徒が取り組むべき特定の順列を与えるのですが、その際にいくつかの和音を添えることで、生徒が必ずしも事前に音符についてすべてを学ぶことに縛られることなく、耳を発達させるように促します。



スケールはいつ演奏して、どのように学べばいいの?


どんな曲でも、自分では気づかなくても、必ず何らかの形でメロディはスケールと関連しているものです。音楽の3大要素のうちの2つであるハーモニーやメロディーに言及すれば、自動的にスケールに関連することになります。


私の好きなミュージシャンの一人が、ここでは言い換えになってしまうのですが「頭の中にあるアイデアを演奏するのと同じくらいうまくなればいい」と言ったことがあります。アイディアが尽きてきたり、演奏がマンネリ化してきたり、何かしっくりくるものがなかったりする場合、スケールをより深く理解することで、解決できることがあります。


スケールはどこにでもあるものなのです。コンビニに入ったときに聞こえてくるメロディーから、ゲーム機を起動したときや電車に乗っているときに聞こえてくる音まで。


あなたはそれらを学ぶべきでしょうか?おそらくいつかは。けれど、いきなり「学ぼう」とする必要はありません。音楽は無限の可能性に満ちた不思議な世界であり、あなたの成功や楽しみは、決まったパターンの音符群によって定義されるべきではないのです。最初はスケールという考えを理解することは難しいかもしれない。実際、スケールの使い方を即座にマスターした人を私は知りません。今でも私は学んでいるし、それは永遠に続くでしょう!


大切なのは、スケールとは何か、そして、音楽の旅で必ず出会うであろうたくさんのスケールのどれを、どのように使うことができるかといった理解に務めることです。


Alex


 

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